2011年12月13日火曜日

3. 空間を使いたおす

公演のときは華やかだけど、ふだんはひっそり。実は、ホールは往々にしてそうなってしまいがちな種類の建物です。でも、それでは、せっかく建てたのに実にもったいない。市民が使ってなんぼ、どう使いたおせるようにするか、が大きな課題です。

だから、楽屋は楽屋としてだけ使われるのではなく、積極的に、青年団の寄り合いに、茶話会に、三次人形伝承教室に、コーラスレッスンに、生楽器の練習に、といろいろな用途で使われるように考えていきたい、と思います。

大ホールが中ホールとしても使え、リハーサル室が宴会にも使え、スタジオがバザーに使え、舞台が展示室に使え、駐車場がダンスの練習が大道具の製作にも使えるように考えていきたい、と思います。

となれば、市民ホールは、いわゆる「文化」や「芸術」のためだけでなく、日常的にひろくいろいろに使われる「町の大きな寄合所」に近いのかもしれません。

とは言え、市民ホールと公民館(コミュニティ・センター)はまったく同じ、というわけではありません。

市民ホールには、心地よさが必要ですけれど、それは背筋を伸びる心地よさがあってほしい。その場所にいるとちょっと格好よくなれる。そんな空間の質を目指そうと思います。