2012年5月18日金曜日

「基本設計のまとめ」説明会

基本設計がまとまり、実施設計に入りました。
この機会に、「説明会」が開かれます。
どうぞ、奮って、ご参加ください。

三次市民ホールの設計は、自分としては、はじめて試みた方法で行っています。

はじめて、というのは、
まず、設計の基本的な方針(1.建物を5m持ち上げる、2. 大回廊、3. 使い倒す)を立てて、
それを設計の基盤として、そこに、立場の異なるいろいろな人の意見や予算や法規などの制約を加えていって、
案として、それらがもっとも適切に満たされているような形に調整し、
その上で、それを内包するような「デザイン上の目標」を立て、案を調整する
という方法です。

普通なら、「デザイン上の目標」を、もっと前の段階に立ててしまって、そこに要望などを加えていくのですが、
それでは、場合によっては、「その要望は、デザイン上、ちょっときびしい」という判断もでてきて、
要望と案の間が、ぎくしゃくしかねません。
それで、できるかぎり「デザイン」が出て来る幕を遅らせてみよう、というのが今回の試みです。

だから、今回の方法は、要望と案の間はかなりしっくりと埋まるはずだけれど、
「デザイン」は、正直、果敢な挑戦、になります。
なぜなら、案がそうとう決まった段階で、「さて、これはどういう方向でまとめていったら、いい建築になるのか」
を見つけなければならないからです。

ここ何回か、模型でのスタディをアップしてきましたが、それはその検討の一端でした。

その案がどういうものになったのか、「説明会」では、それを中心にお話しできれば、と思っています。